1、Oracle RACのノードにどのOSのどのバージョンを使うか検討
※Oracle Database を構築し易いOracleLinuxで、Oracle12cで追加されたコンテナDBをRAC上に構築したいのを、要件としました。
コンテナDBを作成可能なのは12.1.0.1以降。
12.1.0.1以降でOracleDatabaseが安定稼動しているバージョンは12.1.0.2のみ。
12.1.0.2を構築可能なOSはOracleLinux7.2以降。
2、OracleLinuxダウンロード
OracleLinux7.2以降で、最新1つ手前の7.4を今回は使う。
DLP版、REL版と2つあるが、DLP版で問題ない。
以降、「Oracle Linux 7.4 + Oracle Database 12.1.0.2」の組み合わせでRAC環境構築を試みる。
3、OSインストール
OracleLinuxインストール済み過去のVMディスクを流用すると、OracleLinuxのamandaインストーラが起動しなかったので、VMwareイメージを新規作成するところから。
※過去のVMディスクを流用すると、Linuxのamandaインストーラが起動しない事があるので、毎回、新規インストールが望ましい。
ソフトウェアの選択で、「GUI使用 + FTPサーバー」を選択。
ROOTにパスワードを設定し、インストールが終わるのを待つ。
OS再起動。
OS再起動後、ライセンスに同意。
ネットワーク設定はホスト名を変えてオンにするのみ。
4、ユーザーアカウント毎の初期設定
5、ソフトウェアを更新
ソフトウェアを更新した結果、結局、OSは最新の7.5に。
以降、「Oracle Linux 7.5 + Oracle Database 12.1.0.2」の組み合わせでRAC環境構築を試みる。
【Oracle RAC 環境を構築する手順一覧】
Oracle RAC 構築 Top
Oracle RAC 構築 その1 ~ VMware構築手順
Oracle RAC 構築 その2 ~ SANディスク構築
Oracle RAC 構築 その3 ~ Oracle Linux OSインストール
Oracle RAC 構築 その4 ~ VMwareゲストOS クローン作成
Oracle RAC 構築 その5 ~ ゲストOSのネットワーク設定
Oracle RAC 構築 その6 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール前準備
Oracle RAC 構築 その7 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール
Oracle RAC 構築 その8 ~ Oracle Grid Infrastructure 起動確認
Oracle RAC 構築 その9 ~ Oracle Database インストール
Oracle RAC 構築 その10 ~ DBインスタンス作成
Oracle RAC 構築 その11 ~ DB動作確認
Oracle RAC 構築 その12 ~ 起動・再起動・停止
【参考】
https://community.oracle.com/thread/4092667
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