1、.bash_profileファイル設定
Oracle Databaseインストール・ユーザー(oracle)の、$HOME/.bash_profileファイルに下記を追記。各ノードで行う。
$ vi $HOME/.bash_profile
export ORACLE_SID=orclcdb
2、/dev/shm 容量追加
DBインスタンス再起動時に「ORA-00845: MEMORY_TARGET not supported on this system」が出たので、/dev/shm の容量を増やしておく。
$ su -
# vi /etc/fstab
shmfs /dev/shm tmpfs size=7g 0 0
3、動作確認
oracleユーザーでsrvctlコマンドを使用して、データベース・インスタンスが正常に稼動していることを確認。
$ $ORACLE_HOME/bin/srvctl status database -db orclcdb
インスタンスorclcdb1はノードorasv01で実行中です。
インスタンスorclcdb2はノードorasv02で実行中です。
SCANからDBインスタンスに接続できることを確認。
$ $ORACLE_HOME/bin/sqlplus system/password@orasv-scan:1521/orclcdb
SQL> select name,open_mode from v$pdbs;
VIPからDBインスタンスに接続できることを確認。
$ $ORACLE_HOME/bin/sqlplus system/password@orasv01-vip:1521/orclcdb
$ $ORACLE_HOME/bin/sqlplus system/password@orasv02-vip:1521/orclcdb
VIPからプラガブルDBに接続できることを確認。
$ $ORACLE_HOME/bin/sqlplus system/password@orasv01-vip:1521/pdb1
$ $ORACLE_HOME/bin/sqlplus system/password@orasv01-vip:1521/pdb2
DBリソースが追加されたことを確認。
$ /u01/app/12.1.0/grid/bin/crsctl stat res -t
Oracle EM Expressの稼働確認
※OracleLinux上から Oracle EM Express へ接続するのは、FirefoxへのFlashインストールや、Google Chrome のインストールは、OSのバグでログインプロセスがダウンするので諦めました。
外の Windows OS から接続。
https://193.168.1.31:5500/em
【Oracle RAC 環境を構築する手順一覧】
Oracle RAC 構築 Top
Oracle RAC 構築 その1 ~ VMware構築手順
Oracle RAC 構築 その2 ~ SANディスク構築
Oracle RAC 構築 その3 ~ Oracle Linux OSインストール
Oracle RAC 構築 その4 ~ VMwareゲストOS クローン作成
Oracle RAC 構築 その5 ~ ゲストOSのネットワーク設定
Oracle RAC 構築 その6 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール前準備
Oracle RAC 構築 その7 ~ Oracle Grid Infrastructure インストール
Oracle RAC 構築 その8 ~ Oracle Grid Infrastructure 起動確認
Oracle RAC 構築 その9 ~ Oracle Database インストール
Oracle RAC 構築 その10 ~ DBインスタンス作成
Oracle RAC 構築 その11 ~ DB動作確認
Oracle RAC 構築 その12 ~ 起動・再起動・停止
【参考】
https://docs.oracle.com/cd/E49329_01/install.121/b71312/app_ts.htm
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