マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワーを読み終えました。春に半分くらい読んでいたので、すぐ読み終わってしまいました。
最後に書かれていた、「これは大切なものだから、と思ってね」と言って、死の間際まで、マービンが原稿を読んでいたという、著者のエピソードには涙が出ました。
この本は、マービンが生まれてから亡くなるまでの、自伝ではなく関わった人の評伝をまとめたものです。
恐らく、この本を読んだ人は、みんなマービンのファンになると思います。
自分にとって感慨深かったのは、職業倫理・行動規範の重要さです。その重要さをマービンから直接教わった人達が、それをどう応用して来たかという経験談は、とても勉強になりました。
マービンは、売り上げや利益ばかりに注力する経営者を戒め続けて来た人です。それが正しい事であった事は、マッキンゼーによって救われた、多くの企業の飛躍を見れば、明らかではないでしょうか。
経営者だけではなく、全ての人が、1度は読むべき本かも知れません。
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