開発のあいまに

テストメソッドからWPFメインスレッドの処理を実行する場合

NUnitのテストメソッドを実行しているスレッドと、メインスレッドは違う。
この影響で、Application.Current.Dispatcher.CheckAccess() が false になり、UIをテストメソッドから処理すると例外が発生する。
Application.Current.Dispatcher.CheckAccess() がtrueになり、UI操作できるようにするには、System.Windows.Application.Current.Dispatcher.Invoke()から処理を実行する必要がある。

using System.Windows;

[Test]
public void WPF_MainUiThreadTest()
{
    new Application();

    Application.Current.Dispatcher.Invoke(() =>
    {
        if (Application.Current.Dispatcher.CheckAccess())
        {
            // ここにUI操作処理を書く
            var a = "";
        }
    });
}

NUnitプロジェクトの参照に下記３つを、事前に追加しておく必要あり。

PresentationCore
PresentationFramewort
WindowsBase

画面要素の座標（X,Y）が正しいかテストする場合、Windowsの「ペイント」を使うと簡単に確認できる

prt sc キー → ペイントに画像をペースト → 拡大 → 座標を調べたい場所にカーソルを合わせる

画面要素の色（RGB）が正しいかテストする場合、Windowsの「ペイント」を使うと簡単に確認できる

prt sc キー → ペイントに画像をペースト → スポイト → RGBを調べたい場所を選択 → 色の編集

VisualStudioでコードカバレッジを測定するならAxoCover

AxoCoverというVisual Studio拡張のカバレッジツールが素晴らしい

AxoCoverをインストールしておくと、VisualStudio標準のテストエクスプローラーにテストメソッドがリストアップされなくなった時でも、AxoCoverのTests画面にテストメソッドがリストアップされて助かる。

下記の場合でも、AxoCoverのTests画面にNUnitのテストメソッドがリストアップされて、テストメソッドを実行できるのは凄い。

・MsTestのテストメソッドは表示されるが、NUnitのテストメソッドは表示されず実行も出来ない。
・環境設定のExport/Importで、問題無い環境の設定をImportしてもダメ。
・C:\Users\(yourusername)\AppData\Local\Tempを削除してOS再起動してもダメ。
・Microsoft.VisualStudio.FeatureFlags.pkgdefの問題でも無い。
　https://blogs.msdn.microsoft.com/dotnet/2017/10/30/real-time-test-discovery
・テストエクスプローラではなく、テストメソッドの個別実行もできないので、
　Visual Studioを再インストールした方が良さそう。
　https://teratail.com/questions/100374