開発のあいまに

データの上昇角度を求めるSQL

ビッグデータシステムなど、大量のデータを解析する場合、JAVAやC#では計算元のデータを読込むだけで膨大な時間がかかってしまうので、最近では数十テラのデータであってもDBにインポートしてから、SQLで分析するのが主流になっています。
以下は、新しいデータが1つ前のデータに対して、どれだけ値が上昇したのか、その角度を求めるSQLServerのT-SQLです。データが増える度にリアルタイムでこのSQLを実行すると、角度から、データの急激な動きを視覚的に把握できるようになります。

DECLARE @StartDate DATETIME = '2015-08-29 06:45:00.000';

DECLARE @現在の値 FLOAT = 0;
DECLARE @1つ前の値 FLOAT = 0;

DECLARE cursor_DataHistory CURSOR FOR
SELECT TOP 2 [値]
FROM [DataHistory]
WHERE [StartDate] <= @StartDate
ORDER BY [StartDate] DESC;
	
open cursor_DataHistory;

FETCH NEXT FROM cursor_DataHistory INTO @現在の値;
FETCH NEXT FROM cursor_DataHistory INTO @1つ前の値;

CLOSE cursor_DataHistory;
DEALLOCATE cursor_DataHistory;

SELECT (ATAN((@現在の値 - @1つ前の値) / 1) * 180 / PI()) AS 上昇角度;

Oracle 12c マルチテナント環境でPDBを操作するコマンド

まずマルチテナント構成のインスタンスへ接続する。　今回は「orcl」が対象。

$ export ORACLE_SID=orcl
$ sqlplus /nolog
SQL> connect sys/(パスワード) as sysdba

全PDBを起動するSQL。

SQL> ALTER PLUGGABLE DATABASE ALL OPEN;

全DBを停止するSQL。

SQL> ALTER PLUGGABLE DATABASE ALL CLOSE IMMEDIATE;

特定のPDBを起動するSQL。　今回は「pdb1」が対象。

SQL> ALTER PLUGGABLE DATABASE pdb1 OPEN;

特定のPDBを停止するSQL。　今回は「pdb1」が対象。

SQL> ALTER PLUGGABLE DATABASE pdb1 CLOSE IMMEDIATE;

現在接続しているコンテナを表示するSQL。

SQL> show con_name;

PDBの一覧を取得するSQL。※SYSDBA接続じゃないと結果が0件になる。

SQL> SELECT * FROM dba_pdbs;

接続しているPDBを切り替えるSQL。　今回は「pdb1」へ接続。

SQL> alter session set container=pdb1;

PDBを削除するSQL。　今回は「pdb1」へ接続。

SQL> DROP PLUGGABLE DATABASE pdb1 INCLUDING DATAFILES;

LinuxにOracleをインストールした環境で、複数のインスタンスを再起動するコマンド

ORACLE_SID環境変数の値を変える事で、特定のインスタンスを再起動できます。

 

「orclA」というインスタンスを再起動する場合。

$ export ORACLE_SID=orclA
$ sqlplus /nolog
SQL> connect sys/(パスワード) as sysdba
SQL> shutdown immediate
SQL> startup

 

「orclB」というインスタンスを再起動する場合。

$ export ORACLE_SID=orclB
$ sqlplus /nolog
SQL> connect sys/(パスワード) as sysdba
SQL> shutdown immediate
SQL> startup