今の現場は、追加開発ということもあり、各案件のボリュームが小さいので、要件定義⇒設計⇒コーディング⇒テスト⇒リリース、を1人の開発者が全て行うという生産方式をとっています。
これってソフトウェアのセル生産方式だなと、なかなか考えさせられます。
しかし、先日切られたフリーランス(40代)の方は、「設計とコーディングは本来別の人が担当するべきものだ」と言っていましたが、それってT型フォードの大量生産方式だな~と気付きました。ベルトコンベアの流れに沿って、各工程を別の人が行う生産方式です。
100年くらい前に生まれて、現在では「ダメ生産方式」の代名詞となっているものを、推奨していた訳です。年だから、昔の人だから、とかではなく単なる勉強不足。そういう言い訳は、現役である内は通用しないのでしょう。
各工程を得意な人が専任していれば、ベルトコンベア型になったとしてもセル生産に負けないんじゃないかな、と思ったりしますが、それはT型フォードも同じだったから、フォードはトヨタに勝てなかったのでしょう。
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