最近、30代でこの難題に悩んでいる人が居たので、自分の考えを話したら、そういう考え方もあったんだ、と言っていました。普段から話すような話題でもないので、たぶん多くの人がこの難題に悩んでいたりするんだろうなと、あらためて思いました。
自分も超悩んだ時期がありましたが「滅びる必要はないんじゃない」という結論に達しています。
遅かれ早かれ、地球は滅びて塵になってしまうのですから。
悩んでいる人からは、「自然破壊や地球温暖化を引き起こしている人類が、滅びてしまえば自然にとって一番良い」という言葉をよく聞きますが、人類が滅びて自然がバランスを取りもどしたとしても、10億年後には太陽が赤色巨星になり、地球はその太陽に飲み込まれてしまい、そこで地球上の生物は完全に死滅してしまいます。
地球上の生物は、スーパープルーム、巨大隕石など、5回の大量絶滅を経験し、多分まだ起こるのでしょうが、それを乗り越えても、10億年後には地球に終焉が訪れて死滅なんて、考えただけで絶望しそうになります。
けど人類は、地球にかつて誕生した生物が獲得することの無かった、知恵を獲得することが出来たので、希望を持ち、絶望に負けない倫理観を持ち、叡智を結集して難題に挑んで行くなら、自分には美しい生物に見えて来ます。
加藤登紀子さんも今があしたと出逢う時で「人はこの世に生きる全ての命を守れるただ一つのもの」と歌っています。こういった難題に悩んでしまう生物には、滅んでほしくないですね。
初めまして。アリガトウといいます。
私も、この問題は別段難しく考える必要はないと思っています。
滅びるときは滅びるんじゃない?ってことですね。ただし、「人はこの世に生きる全ての命を守れるただ一つのもの」なんて考えも持っていませんし、知恵を獲得したからこそなんて全く思っちゃいません。
そんな気高い生物のはずがないですし、所詮は自分たちが世界なんだと思っている生き物ですから、自分たちに関係のないことに無関心なのも非常に納得できます。
まぁ、自分たちで滅びる機会をこれからも存分に創っていくでしょうから、せいぜいそれらも無関心で通した方が、少しは美しい生き物に近づけるんじゃないですかね。
投稿情報: アリガトウ | 2008年4 月23日 (水) 19:27