「好きなことを仕事にする」ことが幸福で、そうではないことを仕事にしている人が、不幸であるかのような考え方は危険だと思う。
好きかどうか良く解らないことでも、人より少し速くできること、精確にできること、面白くできること、そういう人より少し付加価値を付けれることを、仕事に繋げて行くことで十分、感謝され、評価される仕事ができるようになります。
好きなことを仕事にしている、という個人的満足感よりも、感謝される仕事をできているか、という方が、付加価値が仕事に成る、という仕事の本質に合っている。
自分は情報処理が得意だったので、IT業界で就職し8年経っていますが、未だにこの仕事が好きなのかどうか良く解っていません。それでも、人一倍努力して来たことで、人一倍仕事ができるようになり、また、好きなことしかしない、好きなことしかできない、そんなあまちゃんではたどり着けない所で、仕事をしていると自負できます。
それでも今は、もしこの仕事を老後の趣味に繋げるところまで行けたら、そこでやっと、この仕事が好きだと、言えるような気がしています。それに、最終的に好きではない事が解ったとしても、なんの問題も無い。
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